八面山 リボルトのため地権者の許可を取る…

八面にあるホビットの家 一杯あった
中津に行っていました。

八面山のある三光地域の方に、現地を案内いただき、八面山が元々は、箭山(ややま)と呼ばれていたことや、山岳信仰の大事な場だったことが分かりました。『日本百岩場』を見ても、そんなことは、どこにも書いていませんが、大事なことです。

クライマーはどうしても、岩場と自宅との直行直帰で、クライミングが置かれている環境…

 その岩場の地理的位置づけや、
 文化的、
 歴史的、
 経済的位置づけ…

そういう社会環境に無頓着で、どうしても、自分たちが行っていることが、

  社会的にどう位置づけられるのか?

ということについて無頓着ですが、そういう子供っぽい在り方を段々と改めて行く必要があるんだろうなぁと思いました。

そして、そのほうが、ただ運動としてクライミングするだけってよりも、もっとクライミングを奥深く、楽しく、思い出深く、することができるのです。


中津は一万円札の里
中津市では、ダイハツアリーナに市のお金でクライミングウォールを作ったほどで、市でも、クライミング愛好家が増えている現状の受け皿にはなりたいようなのですが、クライマーが事故を起こした場合の対処などの問題があり… というので、安全性が高まるのは歓迎ですが、事故は…です。当然ですよね。

今回は、八面のある三光地区の方に、岩場周辺の山岳宗教遺跡をご案内いただき、その時にお会いした方から市の職員の方をご紹介いただいたので、本来は4,5回も通わないと突破できないようなことが、たったの1回で可能になり、とても進展があったのでした…。




秋には、リボルトの講習会が可能になりそうです。

ローカルクライマー諸君、リボルト職人応募、よろしくお願いします。

また、八面山ローカルクライマーの会の発足、よろしくお願いします。

【クライミング関連情報】
・中津のボルトは、新旧入交り、早めの更新がベターという状況です
・上部エリアと、中部、下部エリアでは、地権関係が違います
・石舞台のボルダーは登るべきではありません 誰かが信仰している岩です
・八面山荘で、中津名物 鶏唐揚げ定食が食べられます 750円 
・上部エリアのアプローチは、危険個所が3か所あり、ハイキング慣れしていない現代クライマーは要注意のアプローチです。一般ハイカー迷い込みによる滑落事故もあったそうです。

【追伸】
上部エリア=国定公園内
中部エリア=どれも粒ぞろいで人気
下部エリア=ボルト整備されておらず初登時のまま 
ということでした。ひえ~、初見で浜田ラインとルナエキスプレス、いっちゃったよ(笑)。今日生きていてよかった~
下部エリア人気ルート:スーパーハード、豊後夢街道、チャイニーズ香港、ゲット、ウキウキ通り、熱くなれ(とそのバリエーションの熱くなれⅡ)、ルナエキスプレス、初恋クレイジー、トカゲのムーブ、浜田ライン
中部エリア人気ルート:初心者から中級者のアップまでよく登られてるのが、キラキラ10a、いつでも夢を11a、春へのあこがれ10c 
ということで、こういう人気ルートの終了点は優先度高いかもですね~

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