当会のトレーニング方法
当会の油山川トレーニングの様子をお伝えします。
これは登攀慣れしている2名の場合です。
初心者の場合は、ビレイヤーとクライマーが二人一組で組むという通常のスタイル+監督者へ切り替えます。監督者が要らないようになることを最初は目指してください。
当然ですが、登攀が上手になるために必要な練習量は、各自の能力により異なります。
通常の2名1組スタイルだと、かわりばんこで登攀しますが、当然、登攀に時間がかかる人と、かからない人が出ます。すると、登攀量&ビレイ量にばらつきが出て、各自が十分なトレーニングを積むことができない場合が出てきます。
より長いビレイを必要とする人もいれば、あるムーブを習得するのに、より頻繁な登攀量を必要とする人もおり、そのあたりは人それぞれです。
”かわりばんこシステム”では、これが克服できません…ので、できるだけ互いの負担を少なくするため、早期にトップロープソロでの練習へ移行できるように支援します。
この方法は、
・岩場の安全管理については一通りマスターした中級者以上
・リードクライミングにおける安全管理は理解している人
・たくさん登りたい人
・持久力をつけたい人
・岩と自分だけの対話で向き合いたい人
向けです。
一般的にリードクライミングで磨くとされる
・落ちたらどうなるかという危険管理能力
・どこを登るべきか?というルートファインディング能力
・メンタルの強さ
は獲得できませんので、ご了承ください。それは別の場に譲ることとします。
ちなみに、トップロープフィックスでのソロ登攀は、あのアレックス・オノルドも、エルキャップをフリーソロする際に、試登で用いた方法です。
また、当方は韓国でのアイスクライミングの経験がありますが、現地でもよく使われている練習方法でした。
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2名の場合:
1)両端にまずTRを張る。
1名が右端、1名が左端にトップロープフィックスを作る。
2)次々、登る。
それをトップロープフィックスで、右端の人は左へ。左端の人は右へ。課題の難易度に関係なく、次々に登る。終了点についたら、隣のアンカーに架けかえる
3)ロープが隣り合うようになったら、ロープを交代し、反対の端まで行く。
4)片方が、端についたら、隣の岩場へ移動して同じことを繰り返す。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という方法で練習しています。
■ メリット
・登攀量を稼げる
・登攀慣れを作れる
・登攀に必要な独特の体力である登攀体力を向上させる
・オールアウトできる(体力の限界にいける)
■ デメリット
・落ちてよいところと悪いところを学ぶことができない
・スリルがない
具体例はこちら。
これは登攀慣れしている2名の場合です。
初心者の場合は、ビレイヤーとクライマーが二人一組で組むという通常のスタイル+監督者へ切り替えます。監督者が要らないようになることを最初は目指してください。
当然ですが、登攀が上手になるために必要な練習量は、各自の能力により異なります。
通常の2名1組スタイルだと、かわりばんこで登攀しますが、当然、登攀に時間がかかる人と、かからない人が出ます。すると、登攀量&ビレイ量にばらつきが出て、各自が十分なトレーニングを積むことができない場合が出てきます。
より長いビレイを必要とする人もいれば、あるムーブを習得するのに、より頻繁な登攀量を必要とする人もおり、そのあたりは人それぞれです。
”かわりばんこシステム”では、これが克服できません…ので、できるだけ互いの負担を少なくするため、早期にトップロープソロでの練習へ移行できるように支援します。
この方法は、
・岩場の安全管理については一通りマスターした中級者以上
・リードクライミングにおける安全管理は理解している人
・たくさん登りたい人
・持久力をつけたい人
・岩と自分だけの対話で向き合いたい人
向けです。
一般的にリードクライミングで磨くとされる
・落ちたらどうなるかという危険管理能力
・どこを登るべきか?というルートファインディング能力
・メンタルの強さ
は獲得できませんので、ご了承ください。それは別の場に譲ることとします。
ちなみに、トップロープフィックスでのソロ登攀は、あのアレックス・オノルドも、エルキャップをフリーソロする際に、試登で用いた方法です。
また、当方は韓国でのアイスクライミングの経験がありますが、現地でもよく使われている練習方法でした。
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2名の場合:
1)両端にまずTRを張る。
1名が右端、1名が左端にトップロープフィックスを作る。
2)次々、登る。
それをトップロープフィックスで、右端の人は左へ。左端の人は右へ。課題の難易度に関係なく、次々に登る。終了点についたら、隣のアンカーに架けかえる
3)ロープが隣り合うようになったら、ロープを交代し、反対の端まで行く。
4)片方が、端についたら、隣の岩場へ移動して同じことを繰り返す。
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という方法で練習しています。
■ メリット
・登攀量を稼げる
・登攀慣れを作れる
・登攀に必要な独特の体力である登攀体力を向上させる
・オールアウトできる(体力の限界にいける)
■ デメリット
・落ちてよいところと悪いところを学ぶことができない
・スリルがない
具体例はこちら。