初心者の方へ

■岩登りのカテゴリー

現代のロッククライミングは、以下のように細分化されています。

インドアボルダリング 
ボルダリング    → ロープを使わない

インドア スポーツクライミング → ロープを使うが人工壁を登る
フリークライミング → ロープを使うが、前進用ではない
エイドクライミング → 前進用にギアを多用する
アルパインクライミング → 山岳地帯で行う
アイスクライミング → 岩ではなく氷を登る
ドライツーリング → アイスアックスで岩を登る

スーパーアルパインクライミング → 標高5000~6000mで行う
エクスペディッション → エベレスト、K2など

正確には7つほど、分野がありますが、ここでは詳述しません。さわら登攀部では、

 ロープを使った外の岩

を主に活動します。オレンジ色の分野です。

これは営業ジムに行くと、高額なジム代がかかるためです。もともと岩は外にあるものです。インドアジムではセッターと呼ばれる方が設定した課題を登りますが、外では母なる大自然が作った造形を登ります。外岩デビューしたいインドアジムクライマーの方は歓迎します。

ショート
マルチピッチ

という区分もあります。ショートは1ピッチのみのクライミングです。現代のフリークライミングの主体となっているスタイルです。ピッチはロープ1回分の長さという意味です。

マルチピッチというのは、複数のショートを繰り返すという言う意味です。ショートよりも高度な技術習得が必要です。

■ ビギナーから脱するプロセス

ご参考まで。

1)ビレイを習得する (半年から1年程度)
2)人工壁でリードクライミングを習得する (同上)
3)人工壁で安全管理を習得する (同上)
4)外岩デビューする

ということになります。ビレイ、リードクライミングのイロハ、安全管理のイロハ、を習得されるまでの期間…期間の長さは個人の都合によって、1年~3,4年までと様々でしょうが…は、外岩は本来デビューするべきではありませんが、当会の志向上の都合から、外岩がメインの活動になりますので、参加される方には、トップロープでのビレイをお願いします。

その場合は、グリグリ(または同等のデバイス)の購入が必要になります。

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