岩とお友達になる

岩とお友達になる

とはどういうことでしょうか?

岩登りは大変奥深い世界です。

岩の種類…花崗岩、石灰岩、凝灰岩、砂岩…とそれぞれフリクションも違えば、登り方すら違います。

スラブ、フェイス、クラック、ワイド、オーバーハングと登りに必要なテクニックも違ってきます。

当会では、フェイスだけ5.13が登れる、というような登り方ではなく、オールラウンドクライマーとなることを目指します。

これには、夏の沢登り、読図での岩探し、縦走での山域全体の把握なども含めたいと思います。花の山は岩の山であることが多いです。

■岩場整備

また、開拓や岩場整備も行います。一度経験しておくことで、ボルトの知識により、安全性がより高まり、ルートファインディング力もつくと思われます。

岩とお友達になるためには、岩の歌が聞こえるようになる必要があります。

岩の歌が聞こえるというのは、ある一つの岩を登るにあたって、弱点が分かるということです。つまり、ルートファインディングができるということです。この力を磨くには、岩場の整備を行うことが近道です。

コケを落としていると、岩の凹凸をじっくりと把握することができます。そのうちに、登れそうなラインというのが分かってくるでしょう。

あたかも遠回りのようですが、実は近道のようです。

■ 弱点から強点へ

弱点が登れるようになったら、徐々に強点を登っていきましょう。

その岩場でもっとも難しいラインが登れるようになったら、完全に岩とお近づきになった、上がり、ということですね!

その際は、どんどんと距離を長くしていきます。

100mから400mへ。400mから800mへと距離を伸ばしていくことで、世界の壁も見えてくることでしょう。





人気の投稿